恐竜の好きな子どもなら、表紙を見ただけで飛びついてしまいそう。とてもシンプルな絵と色使い。お話もとてもシンプルで、1ページごとに、「つののはえたきょうりゅう」「とげのはえたきょうりゅう」「しっぽにこぶのついた・・」といった具合にいろんな恐竜が次々登場するだけ?
だが・・・マニア(?)の子どもの反応はすごい!!「あっ!トリケラトプス。」「ティラノサウルス!これ強いやつ。」と、でてくるでてくる、私の知らない恐竜の名前。良く覚えたものだと思う。同じような名前。凄いなあ。
それで、この恐竜たちがどうしたかというと、どの恐竜もおなかがすいて、ねむくなる。 な〜んだ・・・ではなくて、このお話のここが一番好きなところ。なんだか大昔の生き物なのに、グッと身近に感じられる。生きとし生けるもの、いつの時代もおんなじ・・かな。