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チピヤクカムイ」 てんぐざるさんの声

チピヤクカムイ 作:藤村久和
絵:手島 圭三郎
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,650
発行日:2010年07月
ISBN:9784904716090
評価スコア 4.25
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  • 「クナウとひばり」という話にも似ています。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    四宅ヤエさんの語りを、アイヌ昔話を藤村和久さんが文章にした≪神々の物語≫シリーズです。

    この話を読んで、似ているな〜と、思ったのが「クナウとひばり」(アイヌの昔話・東京子ども図書館編纂)というお話でした。
    人の住む地上が気に入って、頼まれた用事をすぐこなさなかったために、神の国へ帰れなくなったひばりの話です。
    このお話の「オオジンシギの神さま」も、同じような目にあいます。
    元が、口伝えの昔話なので、描かれている世界が音にするととても美しく響きます。
    手島さんの絵は遠目が効くので、小学校高学年くらいのお子さんになら、読み聞かせにも使えそうです。

    なにしろ、手島さんの描かれるアイヌ(地上)の世界がとても素敵でした!
    どのページの絵も捨てがたいのですが、私は特に色とりどりの実をついばんでいるシーンと、その次のページ神さまに怒られて地上に墜落していくシーンが印象的でした。

    また、このシリーズには毎回、昔話やアイヌ文化の研究者の方の解説が載っていて、この作品の解説は昔話研究所で、たくさんの昔話を研究・編集・再話されている小澤俊夫さんでした!
    私は個人的に日本の昔話の再話は小沢俊夫さんの物が好きです!!
    解説も面白いしすごく勉強になりました。
    絵本の本編も素晴らしいですが、ぜひ、この解説はしっかりとお読みください。

    投稿日:2011/09/22

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