
大切なこと、見えてなかった
席がえで、となりになったヒロトくん。 せっかくとなり同士になったのに、仲良くなれないまま。 ヒロトくんは、だれとも話さない。 運動会の練習でも、ヒロトくんの声は、聞こえてこない。 だから、ヒロトくんは、練習を頑張っていない。 わたしは、そう思って、ヒロトくんに注意した。 でも、次の日、気づいていなかったヒロトくんの姿が見えてきてーー。
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学校がもっとすきになるシリーズ 2025 全3作同時刊行! 『わたしのとなりのヒロトくん』 『わすれもの とどけます』 『あしたのショウ』 勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。 子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。 好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。 でも、どの「好き」だって 最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。 東洋館出版社の「学校がもっとすきになるシリーズ」では、 子どもたちに学校という場の魅力を伝えていきます。
今回刊行する3冊には、「自分とはちょっとちがう子」が登場します。 ちがうことはおかしい? ちがうと友達になれない? ちがうから特別扱い? 学校生活のなかのやりとりから 自分になかった視点に気づき、変化が生まれる。 そんな作品をお届けします。
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