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クリスマスの前の日、ねずみの郵便屋さんは手紙を雪の中に落としてしまいました。そして一通だけ宛名が濡れて読めなくなってしまいました。さて、誰にきた手紙だったのでしょう……?
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サンタクロースって、謎だらけで神秘的。うちの子供たちにとって、クリスマスシーズンに関係なく、サンタは気になる存在で、サンタの出てくる本は大好きです。
この本に出てくるねずみの郵便屋さんは、とてもまじめな仕事人。だからこそ、手紙を一通濡らして配達先が分からなくなったときには、そうとう落ち込んだのでしょう。ページのはしっこに描かれた、しっぽを引きずってしょんぼりと歩く姿が、何とも言えません。
そして、そりに乗った動物たちがうかれていても、ねずみさんはしっかり道案内の仕事を勤め上げました。
濡れた手紙が誰への物か、子供たちと一緒に考えながら読みました。 (さくらちゅうりっぷさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子3歳)
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