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アフリカ系米国人の子どもたちが、ある年頃になるとかならず家族から教わる「してはいけないこと」。その内容は不当極まりないものですが、差別や偏見による暴力から身を守るために覚えなければなりません。少年・ジェイの視点で語られます。
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成長する黒人の若者たちにとって、さりげない仕草がとんだ不幸の引き金になるかもしれないという、大人たちの忠告が、にわかには信じられませんでした。
4人以上で集ってはいけない、ブラブラしてはいけない、大きな声は出さない、ポケットに手を入れて歩かない、フードはかぶらない、等々、若者たちのさり気ない仕草が誤解を招くかもしれないというのです。
アメリカで時折ニュースになる、勘違いによる警官の暴挙と結びつきました。
これ程までに偏見が根深く刻まれているのでしょうか。
身を守るために、こんなにビクビクしていなければいけない、黒人の不自由さを痛いほど感じました。
日本が銃国社会でなくて良かったです。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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