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ハンス・クリスチャン・アンデルセンのメルヘンに挿絵を描くことは、わたしたちにとってほんとうにひとつの挑戦でありました。4年もの間、この全集の挿絵に取り組んできました。アンデルセンがわたしたちの一員となってから、彼の『がまんづよいスズの兵隊』『みにくいアヒルの子』『人魚姫』といっしょにわたしたちは生きつづけることとなりました。つまり作品の主人公たちとともに生きることになったのでした。 ――--- ドゥシャン・カーライ カミラ・シュタンツロヴァー
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『みにくいアヒルの子』『雪の女王』『人魚姫』『マッチ売りの少女』ほか、アンデルセンの童話156編すべてに、国際アンデルセン賞受賞画家のドゥシャン・カーライ夫妻が挿絵を描いた渾身の全3巻。
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