フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、イギリス・・・世界各国の絵本を出版して31年。たくさんの絵本の中から選りすぐったユニークなキャラクターたちを紹介します!
あなたのお気に入りのキャラクターを見つけてくださいね!
1916年 | 新潟市で書籍販売店を創業。のちに医学書専門店として、洋書の直輸入・販売を開始。 |
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1977年 | 秋田大学医学部前に西村書店秋田支店を開設。 |
1978年 | フランクフルトブックフェアに参加し、以降、世界各地(ロンドン、ニューヨーク、ボローニャ等)の国際ブックフェアに毎年参加。 |
1980年 | 『メイラー 薬の副作用年鑑』刊行を機に出版事業に参入。 |
1986年 | 東京事業所を開設。出版部・営業部を東京に移転。 |
1988年 | 絵本作家バーナデット・ワッツの原画展を開催。以降、絵本作家の原画展開催・作家の招へいなど、積極的に海外の作家を紹介。 |
2012年 | 『オクサ・ポロック』シリーズの刊行をはじめ、海外ファンタジー小説の翻訳出版を開始。 |
2014年 | 全世界で1100万部のベストセラー『窓から逃げた100歳老人』の刊行から海外ミステリー小説の翻訳出版を開始。原作がスウェーデンで映画化され、日本でも配給された。 |
2016年 | 創立100周年をむかえる。記念出版として医学書の原点ともいえる『解体新書』、また法医学ミステリー小説「研修医アリーチェ」シリーズ、児童書では、イングペンの豪華愛蔵版『たのしいかわべ』、ニューヨーク現代美術館刊行の絵本、『エルメス流食事のマナーの絵本』、「こどもの美術」シリーズ等を出版予定。 |
※文中の書籍は、カーライの『不思議の国のアリス』は新潮社刊、それ以外の書籍はすべて小社(西村書店)刊。
バーナデット・ワッツ
Bernadette Watts
1942年イギリス生まれ。美しい自然に囲まれた土地で育ち、幼い頃から絵が好きで、お話づくりやイラストを数多くつくっていた。イギリス・ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵本作家のブライアン・ワイルドスミスに師事。グリムやアンデルセン童話の名作を中心に挿絵を描いているが、創作絵本も手がけている。ボローニャ国際原画展グラフィック賞受賞。小社主催で1988年にラフォーレ原宿をはじめ全国6箇所、2000年には、安曇野ちひろ美術館をはじめ各地でバーナデット原画展を開催した。主な作品:『きたかぜとたいよう』『おじいさんの小さな庭』『雪の女王』『白雪姫』『モミの木』『ブレーメンの音楽隊』ほか多数。
ロベルト・インノチェンティ
Roberto Innocenti
1940年イタリア生まれ。独学でイラストレーターの道にすすみ、映画や劇場のポスターをはじめ、本のデザインや挿絵などで人気を博し、世界的なイラストレーターとしての地位を確立。1つの作品を創り上げるのに1年以上の時間をかけ、緻密なタッチの作品を作り上げている。
国際アンデルセン賞画家賞受賞。主な作品:名作に挿絵を描いた『シンデレラ』『クリスマス・キャロル』『くるみわり人形』『ピノキオの冒険』ほか、原案からつくりあげた『ガール・イン・レッド』等。
ロナルド・トルマン(父)
Ronald Tolman
マライヤ・トルマン(娘)
Marije Tolman
1948年(父トルマン)、1976年(娘マライヤ)、オランダに生まれる。父ロナルドは、彫刻家、画家、グラフィックアーティストとして活躍。娘のマライヤも父の色彩感覚を受け継ぎ、オランダのハーグ王立芸術アカデミー、イギリスのエディンバラ芸術大学で学んだのち、絵本作家として活躍している。
父娘の共作となる文字のない絵本『ツリーハウス』でボローニャ国際児童図書賞、金の絵筆賞を受賞。同シリーズ『アイランド』も刊行。
ドゥシャン・カーライ
Dušan Kállay
1948年スロヴァキア生まれ。ブラティスラヴァ美術アカデミーで学んだのち、彫刻、絵画、イラストレーション、アニメーションなど多岐にわたる制作をおこない、その色調・幻想的な世界観から「色彩の魔術師」と呼ばれ、世界中に多くのファンをもつ。ブラティスラヴァ世界絵本原画展の「金のリンゴ賞」、およびグランプリを受賞、また国際アンデルセン賞画家賞も受賞。代表作には『不思議の国のアリス』『12月くんの友だちめぐり』等があり、アンデルセンのすべての童話に挿絵をつけた『アンデルセン童話全集(全3巻)』は妻カミラとの初の共同作品である。1995年に来日した際には小社(西村書店)の本社がある新潟を訪れた。また2009年に再来日し、板橋区立美術館で原画展が開催された。
ビンバ・ランドマン
Bimba Landmann
1968年イタリア生まれ。幼い頃より画家になると自身で決め、多くの美術作品にふれてきた。ミラノのブレア美術アカデミー卒業。ランドマンの挿絵が描かれた作品は世界20言語以上に翻訳出版されると同時に、原画展も開催されている。イタリアのカステッロ賞(特別賞)受賞、おなじくイタリアのヴァル・ヴィヴラータ・ナショナル・プライズでも第1位を受賞している。主な作品:絵画の巨匠をとりあげた「アートな絵本」シリーズ『ジョットという名の少年』『天才レオナルド・ダ・ヴィンチと少年ジャコモ』『シャガール』『ラファエロ』『ミケランジェロ』等がある。『ジョットという名の少年』は第6回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞した。