ざりがにさんとさわがにさんは大の仲良しです。ある日、散歩に出かけたふたりは、手袋を見つけました。さわがにさんはふとんと勘違いし、ざりがにさんはマントと勘違い。ふたりとも欲しくなって、引っ張り合っていたら、とうとう手袋は切れてしまいました。大泣きのざりがにさんの傍らで、さわがにさんは手袋を素敵なものに作りかえることを思いつきました。
うちはざりがにとさわがにを買っています。だから、この本を見つけたときは娘はとてもうれしそうでした。
やっと幼稚園に行きだして、お友達もちらほら出来ているみたいで、友達についての本を読んであげたいと思っていたのでぴったりでした。
仲良しだけど、ひとつの手袋をとりあってしまって、しまいに破けてそれを直して二人で使えるようになるお話ですが、娘にもそんな優しい子になってほしいと思いました。
これからけんかをしたりしたときに読んであげたい一冊です。ちなみに、ざりがにとさわがにが仲良しって知らなかったと感心していました。 (うなうなうあさん 20代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)
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