本書は、大好評「香川元太郎の迷路絵本」シリーズの『伝説の迷路』を大判化(縦53センチ×横39センチ)したものです。
迷路をぬけ、かくし絵をみつけて、伝説と神話の世界を旅します。迷路の途中で「魔法のメガネ」を見つけ、「伝説の本」のあるゴールをめざします。本の世界を次から次へと進んでいき、無事に元の世界へ戻ってくるには……!?
<内容>「図書館」→「ヤマタノオロチ(日本神話)」→「西遊記(中国の物語)」→「七夕(中国の伝説)」→「ラーマーヤナ(インドの伝説)」→「アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説)」→「バベルの塔(旧約聖書)」→「ユグドラシル(北欧神話)」→「円卓の騎士(イギリスの伝説)」→「ロビン・フッド(イギリスの伝説)」→「オデッセイ(ギリシアの伝説)」→「ラビリンス(ギリシアの伝説)」
ビッグサイズなので、家族や友達、みんなで盛り上がれる!
「ママ、この絵本が面白い。幼稚園にあるのよ。」
どちらかというと可愛い感じの絵本ばかり選ぶ娘が
珍しく持ってきた日本画風の大型絵本。
探し絵の要素も強くあります。
海外にある、探す系の絵本はポップなものが多いですが
これは純和風といった感じ。
迷路であり隠し絵探しもできる上に
伝説のことについてしっかり書いてあります。
シリーズによっては時代考証や虫や物語を知るいい機会になるという
お得な絵本でした。
「伝説って・・・?」と思って
めくると図書館。
迷路とは別に桃太郎、犬、さる、キジなどの隠し絵があり、
結構難しい!思わず見入ってしまいます。
その後も
アラジンやロビンフッドなどの伝説世界が描かれています。
ただの迷路絵本ではなく、親子で伝説について知ったり
隠し絵を競って探したり、
いろいろなきっかけともなりそうです。
伝説というと仰々しい感じがしますが
伝説物語を旅するという感じですよ。
ちなみに物語の迷路というのもあります。 (ととくろさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子1歳)
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