ぼくが生まれる前から家族だった犬のミュウは、ぼくにとって優しい姉さんであり、遊び仲間でもあった。そんなミュウがだんだん年をとってきて、ついにお別れのときがきた。
人間よりも寿命が短いペットとの
家族としての、出会いと別れが描かれています。
夫婦と犬の生活から6年して
主人公の「ぼく」が生まれます。
このお話はその「ぼく」目線で進みます。
私は断然犬派なので
犬が「ぼく」の「おねえちゃん」として
いろいろお世話してくれる様子は、とてもうなづけます。
それくらい犬って、やさしさにあふれてるんですよね。
そんな「4人家族」としての幸せな日々も
犬の寿命で、幕を閉じます。
でも
心では生き続けてる・・。
私にも思い出深い犬が何頭かいます。
いまでも時々思い出します。
なんだか見守ってくれているような気もしています。
犬の温かさって
心にも体にも染み入っていくものだと
この物語を読んで感じました。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子16歳)
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