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太古の丸木船から始まり、数々の帆船が行き交う大航海時代をへて未来の船まで、6000年に渡る船の歴史の旅ができる絵本です。サンタ・マリア号の新大陸発見や、黒船の来訪など、人間の歴史と深いつながりをもった船が、エピソードとともに描かれ、断片的になりがちな歴史上の出来事が、ダイナミックに迫ってきます。
絵本の概念を覆す1冊だと思います。
それは、ページを“めくる”のではなく、パージを“広げる”ということ。
広げると、「まだ、広がるの?」と驚く長さ。全長2.8mの大画面があらわれます。
この大きさは感動!絵本にあまり興味を示さない子どもも、
「うぉっ、すげえ!」と興味津々でした。
ただ、ちょっと難しいのかな、もっと、じっくり見たらいいのに!と私は思ったのですが、
子どもたちは、わりとサラリと読み流してしまうのが残念でした。 (クラムボンさん 20代・せんせい )
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