聖(せい)なる冠(かんむり)に守られた幸運な王国セントクラウンに、オーロラ姫が生まれました! その誕生パーティーには貧しい国の兄弟王子も呼ばれ、お供(とも)の魔女(まじょ)とやってきますが、三人が冠と出会ったとき、運命の歯車(はぐるま)がくるいだします。「姫はつむに刺されて死ぬ」魔女がまちがって呪(のろ)いをかけたその日、兄は英雄王(えいゆうおう)をめざし、弟は人質(ひとじち)になりました――すべては姫のために。『眠れる森の美女』が涙のラブストーリーに生まれかわった!
先2つのこのシリーズよりも、オリジナル色がより強くなったかなと感じました。すてきなお話。「魔女」に注目しています。
原作では悪役でしかない13番目の魔女が、とても「呪い」をかける人物に見えなくて、どうなるのかな?と思いつつ読みました。
呪いにかかった姫のために2人の兄弟王子が誓いをたてます。
歪んだ愛、ねじれた愛、切ない愛、そして真実の愛…等々、いろいろな愛がつまっています。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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