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コロッケ先生こと小六信和さんは、「紙はゴミじゃない!」を合言葉に、小中学校で、古紙リサイクル授業を行っています。 本業は、岡山市で古紙回収業を営む社長さんです。 なぜ、古紙のリサイクルに情熱を注いでいるのでしょうか? その人物像に迫るノンフィクションです。
4年生の子どもの読書感想文に今年選んだ本です。
コロッケ先生という面白いネーミングの由来も子どもがわかりやすく、お話に吸い込まれるような楽しい展開で書かれています。
コロッケ先生のお人柄がきっと楽しいのでしょうね。何度も本の中で登場する「紙はごみじゃない!」というワードが大人にも色々なことを考えさせてくれます。子どもは捨てるつもりであったいらない紙をミキサーにかけてもう一度新しい紙を作るところが一番興味を持ったようです。
捨てていい紙は、二つだけ。トイレでお尻をふいた紙と、鼻をかんだ紙や!子どもがわかりやすいように説明してくれます。
子どもと一緒にリサイクルについて考えるのに良い時間になりました。
読んだ後に、自分の町にもコロッケ先生が来てくれたらいいのになと思います。
素敵な生き方をされている方に感動を覚える本です。 (Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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