ずっとずっと本棚においておきたい愛蔵版ディズニー絵本の登場です。
むかしむかし、とおい国で「オーロラ」と名づけられたお姫様が生まれました。王様はたくさんの人をお招き、オーロラ姫の誕生を祝いました。そこには、大人になったらオーロラ姫と結婚するとなりの国のフィリップ王子もいました。お祝いに招かれた3人の妖精たちは、魔法でお祝いを贈ります。フローラは「美しさ」、フォーナは「きれいな歌声」、3人目のメリーウェザーが魔法をかけようとした時です。恐ろしい魔女マレフィセントが現れ、お祝いに招待されなかった腹いせにオーロラ姫に呪いをかけました。 「このむすめは、16歳の誕生日の夕方、日がおちるまでに、糸車の針を指にさして死ぬだろう!」 お祝いを贈っていなかった妖精メリーウェザーがあわててオーロラ姫の呪いに魔法をかけました。オーロラ姫は呪いで死ぬのではなく、深い眠りにつきその呪いは愛する人のキスでとけるものへと・・・。
実写版映画「マレフィセント」も記憶に新しい「眠れる森の美女」。 おちゃめでとても頼りになる3人の妖精たち、静かに眠り続けるオーロラ姫を助けにむかう勇敢なフィリップ王子、そして緑の炎で世界をやきつくすほどの憎しみを抱えた魔女マレフィセントの圧倒的な存在感、お姫さまのお話の中でも王道といえるドラマチックな物語展開を魅せてくれる名作が絵本でよみがえります。
「ディズニー名作ムービーコレクション」シリーズでは、ウォルト・ディズニー・カンパニーのアーティストが、ディズニーのアニメ映画の中から、ここぞという美しい名場面を切り取り、絵本としても楽しむことができるよう上質な一冊の本として仕上げました。重厚なおはなしはそのままにまるで1本の映画を見終わったような感動があります。シリーズでは、それぞれのプリンセスの魅力を十分にひきだした、うっとりとする表紙も大変魅力的です。
一冊、一冊、大切にコレクションしたくなるシリーズです。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
ディズニーの名作アニメーション映画『眠れる森の美女』が、美しいイラストと充実の72ページ&豪華装丁で子どもから大人まで楽しめる絵本になりました。 『眠れる森の美女』は1959年公開の作品ですが、当時のオリジナルを元に、ウォルト・ディズニー・カンパニーのアーティストがよみがえらせた美しいイラストをふんだんに使用しています。 シックな表紙、美しく迫力ある一枚絵を見開きで展開したビジュアル、子どもにも読みやすく、かつ大人も楽しめる充実のストーリー。数あるディズニー絵本の中でも、永久保存版として長く愛していただけるよう、名作映画を厳選して企画したコレクションです。
発行:うさぎ出版/発売:岩崎書店 ©Disney
私が眠れる森の美女を読んだのはもう何十年も前のことです。けれども最近、自宅近くのコンビニでオーロラ姫にそっくりの若い女性と出会ったのです。素晴らしい女性でした。まさに絶世の美女でした。私は彼女が大好きです。それがきっかけで、この本を読ませて頂きました。これはとても心地よくて、ハッピーな気持ちにさせてくれるお話です。私はこんなお話を読んでいると人生が楽しくなります。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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