うららちゃんが、のりものに乗ってお出かけするシリーズ「うららちゃんののりものえほん」。 どんなのりものに乗っても、のんびり幸せな時間が流れます。 でんしゃ、ボート、さんりんしゃ、ばしゃ、そしていかだ。 そしてシリーズ完結となるこのお話でうららちゃんが乗るのは…「かご」! でも、かごでどうやってお出かけするのでしょう?
のはらでかごを見つけたうららちゃん、早速乗ってみます。 すると、こぐまさんがやってきて、うららちゃんの隣に乗りました。 いぬさんが、ねこさんが、こぶたさんもやってきて、みんなでかごに乗って歌います。
♪かごにのって おさんぽおさんぽ たのしいなー♪
なんて、ゆったりとした光景でしょう。 みんなとっても楽しそうです。 すると突然かごがグラッと揺れて、かごが持ち上がりましたよ!?
「えっさ ほいさ えっさ ほいさ」
誰かがかついでくれているようです。だあれかな? いっぱい遊んだ後は、かごの中でスースー……。 うららちゃん、楽しかったね。またどこかで遊べるといいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
うららちゃんがかごをみつけてのりました。それから、いろいろな動物がかごにのって歌います。♪かごにのって おさんぽおさんぽ たのしいなー♪ ぐらっと動いて、えっさ ほいさ えっさ ほいさ、かついでくれるの、だあれかな? たくさん遊んで、帰りはまたかごにのって……。うららちゃんののりものえほん完結です。
「うららちゃんののりものえほん」シリーズ。「でんしゃにのって」を読んだことがあったのですが、シリーズになっていたことを初めて知りました。ももんちゃんシリーズをたくさん読んできたので、期待を持って読み進めましたが、こちらもほんわかしたお話しが小さい子に喜ばれそうですね。我が子はもう小学生になりましたが、読んであげたら「ほかのも読みたい!」と気に入っていました。優しい気持ちになれる一冊です☆ (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子8歳)
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