新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

  • 全ページ
  • ためしよみ
にわとり城

にわとり城

  • 児童書
作: 松野 正子
絵: 大社 玲子
出版社: こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,320

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

絵本ナビ在庫 残り2

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

中面を見る

作品情報

発行日: 2016年10月01日
ISBN: 9784772190626

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
214mm × 152mm 72ページ

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

昔、にわとりをたくさん飼っていたお百姓が死んで、息子が一人残されました。こころのやさしい息子でしたが、のろまで、じゅうぶんな世話ができないうちににわとりの数はどんどん減り……ついに家までなくしてしまいます。
息子は、後をついてくる一羽のめんどりと、旅に出ることにしました。

森や山では楽しい旅でした。でもかんかん照りのはらっぱに出てから、少しずつ食べ物はなくなり、とうとう息子はめんどりを食べてしまおうかと考えます。けれども、めんどりの心臓がうごくのを感じて思いとどまります。
やがて真っ暗な森に迷い込んだ息子とめんどり。夜の魔物とのハラハラドキドキのなぞなぞ対決がはじまります……。

『こぎつねコンとこだぬきポン』などの著作がある松野正子さんの文章に、『なぞなぞのすきな女の子』の大社玲子さんが挿絵を描いた昔話ふうのお話。
暗い森の場面では、物音ひとつきこえない暗闇に閉じ込められてしまったこわさを感じます。
寒いまっくらな闇で魔物の目が光り、袋の中のめんどりだけがあたたかい……。
20数ページにわたる、闇の中のなぞなぞ対決の場面はみどころです。
最後にはこのお話の題名がなぜ「にわとり城」なのかがわかりますよ。

本書は「こぐまのどんどんぶんこ」シリーズの一冊。本を読むのがちょっと苦手な子も、どんどん楽しく読めるようにと工夫された幼年童話シリーズ。小学校低学年からの1人読みにぴったり。絵本の次に何を読もうかと迷っているお子さんがいたら、ぜひ手渡してあげたいシリーズです。

さて、にわとり城は「城」というからには、おひめさまがいそうなものですよね。そのとおり! では、おひめさまは一体だれだったのか? なぜ魔物の魔法は解けたのか? それは読んでのお楽しみ。最後のにわとりだらけの素敵な絵とともに、楽しく味わってくださいね。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

にわとり城

にわとり城

出版社からの紹介

貧乏でのろまだけれど、心のやさしい息子がいました。
やがていよいよ食うに困り、1羽のにわとりと旅に出ることに。
真っ暗な森に迷い込んだ息子の前に、魔物が現れ・・・。
暗闇の中で繰り広げられるドキドキハラハラのなぞなぞ合戦は見もの!

ベストレビュー

こういう展開のお話し大好き!

7歳の娘と読みました。

心は優しそうだけどなんだか非常にパッとしない青年が主人公で、
しかもとっても幸が薄い!
この先この人大丈夫だろうかと心配になって娘と読み進めるうち、
ストーリーがなぞなぞに突入していって、
魔物の出すなぞなぞがこれまた面白い!
そんなの分かるかい!というような問題を
一羽のめんどりの力を借りて次々とクリアしていきますが、

ここらへんあたりで、
あー!!!!!とひらめいた私と娘。

だよねだよねだよね!
やっぱりこういう展開だよね!
この流れでお話しを作ってくれた作者さんに感謝の思いで
最後まで楽しく読ませていただきました。
長さもとってもちょうどよくて、娘と一緒に読めて嬉しい一冊でした☆
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子7歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ




児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

にわとり城

みんなの声(1人)

絵本の評価(4

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット