朝起きたら、うさぎになっていた、わたし。この町の住民は一年に一日だけ、うさぎになってしまいます。うさぎの姿で学校や会社へ行き、一日を過ごしますが、ランドセルは重くて持てないし、授業は全て体育に。人間でいる時には気づかなかったことを感じる、うさぎの一日。
■おすすめポイント! 「一年に一度、町の住民全員がうさぎになってしまう」という設定の魅力とともに、小学生の「わたし」の日常を「うさぎ」という目線で切り取ることで、新鮮な驚きを感じさせてくれます。本書は「2015おはなしエンジェル子ども創作コンクール」最優秀賞受賞作の絵本化です。
なんだか楽しげなタイトルにひかれ、手に取りました。
年に一度、まちのみんなが1日だけウサギになる日。茶色のウサギになっていたわたしは、人間の時には感じない、まちの環境や食べ物のことなどに気づかされます。
自分がうさぎだったらどうだろうなぁ?と読みながら思いました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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