ある日、くまのパジャマをもらったゆうくん。くまのパジャマと言っても、くまの柄ではなく、くまの着ぐるみパジャマ! すっかり気分は「くま」になったゆうくんは、「早く寝なさい」と叱るお母さんをよそに、森の中へ・・・。
森では次々とくまの仲間たちに遭遇します。 最初は黒くま、お次は白くま、そしてパンダに、最後はなんとヒグマです。
ゆうくんを含め5頭のくまは、一緒に木に登ったり、川で魚を取ったり、うなり声の競争をしたり、色んな遊びをします。 さすがのくまたちも、疲れ知らずの元気なゆうくんに少々バテ気味。 そろそろ寝なさい!というゆうくんのママの声が聞こえるとホッとするほどです。
どんなに遊んでも遊びたりないゆうくんと、遊びたいゆうくんを傷つけないように、と気遣う優しいくまたち。 ゆうくんが「明日もあそぼう」と言うかと戦々恐々のくまたちに、ゆうくんが言ったひと言とは?
最後のお別れにくまたちがしてくれる「くま抱っこ」は、なんとも気持ちが良さそう!
(福田亜紀子 元絵本編集者)
ある日、素敵なくまパジャマが届いたゆうくんは、「ぼく、くまだぞー」とおおはしゃぎ。くまのように歩き回りました。
くまのパジャマをもらったゆうくんのお話しです。
くまの着ぐるみパジャマを着てくま気分を味わうゆうくんが可愛らしく描かれています。
森で出会ったクマ達と仲良くなって遊びますが、クマ達はなんだか疲れているのも面白いですし、最後のオチもよかったです。
子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆ (さくら嵐♪さん 40代・せんせい )
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