第2回小学館ジュニア文庫小説賞金賞受賞作
ナナは中学一年生。ある日、ひいおじいちゃんが亡くなった。葬式が終わって家に帰ったナナはいつものようにスマホを見ると、なぜか画面が真っ暗に。そして突然画面に現れたのは、死んだはずのおじいちゃんだった!!
わたし、重原ナナ。スマホデビューしたばかりの13歳。ある日、ひいおじいちゃんのお葬式から帰ってきたら、死んだはずのおじいちゃんにスマホを乗っ取られ、なぜだか一番弟子に任命されちゃった!! 怖いんですけど!! おじいちゃんはこの世にやり残したことがあるから、それをわたしにやれって言うんだ。まずは残してきたペットの犬ペスを捜すこと。ペスは親戚のおじさんちに預けられたはずなんだけど、いなくなっちゃったみたい。どこいっちゃったんだろう? そんなペス捜しのミッションの流れでへんてこりんな海賊に捕まったり、おじいちゃんのお友達の山姥に出会ったり・・・・・。 いったいわたし、どうなっちゃうのお!?
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