[内容紹介]
複雑な家庭事情により友達がうまくつくれない冬馬晶。11歳をむかえる誕生日前に、偶然映画館でクラスメイトの伊地知一秋に出会い、彼の非日常が動きはじめる。5人の友情を描くシリーズ4作目。
[思春期手前、無口なぼく。ぼくの家族にはひみつがある、けど――]
ぼくのまわりには、いろいろな風景がある。 家の風景、通学路の風景、学校の風景、映画館の風景。 そして、おじいちゃんといる風景。 映子ちゃんといる風景。
友だちといる風景は、まだ見えない。
11歳をむかえる5人の友情、成長を描いた「11歳のバースデー」シリーズ。巻を追うごとに、5人の人間関係がドラマチックに見えてくる。魔法の美少女戦士リップちゃんに憧れる春山ましろ、美人で頭もいいけれど孤独をかかえた夏木アンナ、学校一の問題児・伊地知一秋、家庭の事情で人と距離を置く冬馬晶、不器用で勉強は苦手だけれどやさしい四季和也。思春期手前の5人が迎える11歳の誕生日は……?
「11歳のバースデーシリーズ」、小学校4・5年生のお子さんの読書にぴったりな児童書シリーズに思います。
5人のそれぞれの成長ストーリです。
四人目は物静かだけど家庭環境が複雑な冬馬晶さん。
色々な胸の内があるのでしょうね。
それを表に出せる子もいれば出せない子もいるのですよね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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