この本では、「百人一首」のすべての和歌の意味をすてきなまんがで説明しています。「百人一首」を知ると、美しい言葉、独特なリズムに魅了される。昔の人の暮らしや思いを知り、心が豊かになる。古典に興味をもち、楽しみが広がる。 百人一首暗唱表 百人一首誕生物語 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は霧にぬれつつ 天智天皇 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 持統天皇 あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 柿本人麿 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ 山辺赤人 奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき 猿丸大夫 かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける 中納言家持 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも 阿倍仲麿 わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり 喜撰法師〔ほか〕
小学生おもしろ学習シリーズ第2弾。百人一首の百首すべてをまんがでわかりやすく解説します。歌の情景や心情が美しく、そして、いきいきと表現されているので歌とともに心に焼きつきます。今も昔も変わらない日本人の心、美しい日本の四季・・・歌の意味を理解するほどに、その世界に夢中になるはずです。かるた遊びの達人になれる「ゴロ合わせ暗記法」つき!
日本を代表する古典文学として、時代をこえて多くの人々に愛されてきた「百人一首」。そのすべての和歌の意味をわかりやすくまんがで説明。本文に切り取れる「百人一首暗唱表」を含む。
私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも百人一首の魅力を教えてくれます。私は昔から百人一首が大好きです。100人の歌人を選び、それぞれから1首ずつの和歌を選び集めた百人一首はほんとに素晴らしいと思います。この本はひじょうにわかりやすく、楽しく、百人一首について学ぶことができると思います。これからもずっと百人一首を大切にあたためていきたいと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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