まんげつの夜の不思議な冒険物語
月まつりの夜は、不思議なことが起きます。この日、ひとりぼっちの男の子の元に、天使が迎えにきました。男の子の願いは、友だちが欲しいということ。すてきな夜に、どんな友だちができるのでしょうか?
児童文学作家石井睦美さんと絵本作家南塚直子さんとの新作絵本。 本作品は、南塚直子さんの初めての陶板絵本となります。南塚直子さんは、銅版画家として、多くの絵本を出版していますが、陶板と出会いその魅力に見せられ、2013年から京都嵯峨芸術大学で本格的に学びました。その手法は、銅版と重なることも多く、新しい魅力を持つ陶板画が誕生しました。
本作品は、月まつりの夜、ひとりぼっちの男の子の元に、天使が迎えにきます。月まつりの夜に、願いがかなえてもらえる人間の子どもが一人選ばれるのです。男の子の願いは、友だちが欲しいということ。すてきな夜に、どんな友だちができるのでしょうか?
表紙の絵に夢があってとても洒落です。
この町に引っ越してきて、パパもママも忙しくて男の子はたいてい
ひとりぼっちなのが可愛そうです。
寂しくて泣きつかれた男の子に天使の女の子が、「月まつり」の
お誘いに来てくれました。月まつりの夜には、願いを叶えてもらえ
る人間の子がたった一人選ばれます。その子が、男の子だった
のです。「ぼく、友達がほしいな。」男の子が、心の中で言ったの
が叶って、ちょっとひねくれたねこですが、本当はねこも男の子
と友達になりたかったのだと思いました。
男の子とねこは、それからは、何をするのも一緒で、よかったと
思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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