フウのお母さんは家事やお仕事で毎日大忙し。 園で描いた絵をお母さんにすぐ見せたかったのに、その日お母さんはフウが寝た後帰ってきたのでした。
「どうしておかあさんは、ずっといっしょにいてくれないの!」 とうとう泣きだしたフウをお母さんはぎゅっと抱きしめて言いました。 「いっしょにいないときもわすれないで。フウはおかあさんのだいじなたからもの。だいすきで だいすきで だいすきよ…」
お父さんもお母さんも働いている家庭が、今では珍しくありません。 フウも、いつもは園の先生やお友達、おばあちゃんと楽しくすごしています。でも、ちょっとずつ溜まった「さみしい」が、ふとしたきっかけで出てしまって…。
「大好き」という言葉と共にお母さんに「ぎゅっ」とされる安心感。 この絵本を親子で一緒に読みながら「大好き」と「ぎゅっ」をしてみてください。
小学1年生の娘が一人一人読みしました。
うさぎさんが擬人化された絵本ですが,表紙のイラストからも親子愛が感じられます。
日々仕事をしているお家のお母さんやお子さんはより共感できるかも知れませんね。
題名の「たからもののあなた」という言葉いいですね!
我が子にも「○○はたからもの」とたくさん伝えてあげたいと思いました。
そして,たくさんギュッとしてあげよう!! (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子7歳)
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