新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
オオカミを森へ

オオカミを森へ

  • 児童書
作: キャサリン・ランデル
訳: 原田 勝
出版社: 小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,870

絵本ナビ在庫 残り1

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2017年09月25日
ISBN: 9784338287159

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
四六判/333ページ

みどころ

今よりも百年前、歴史的な革命を目前にひかえた激動のロシア。
その辺境の森で、孤独に暮らすものたちがあった。
人間によって野生の誇りを奪われ、捨てられたオオカミたち。
そして、そんなオオカミを救い、自然に還す「オオカミ預かり人」である。

少女フェオは、厚い雪と氷とに閉ざされた森の奥深くで生まれ、そして育った。
家族は、「オオカミ預かり人」である母と、人に追われて森にやってきたオオカミたち。
きびしい自然と、ときに戦い、ときに寄り添い、フェオたちは平穏に暮らしていた。

そんなフェオたちのもとに、ある日、帝国陸軍の兵士があらわれる。
凶暴なオオカミを助けるフェオたちの存在をききつけ、罰しにやってきたのだ。
銃を持ち、暴力をふりかざす男たちと懸命に戦い、オオカミと共に逃げるフェオ。
しかし、騒動のなかで母がとらえられ、家も燃やされてしまう。

一頭のオオカミは撃たれて血を流し、一頭のオオカミは殺された。
家をなくし、家族を奪われた悲しみにうちひしがれながらも、しかしフェオは立ち止まらない。
兵士たちに捕まった者は、サンクトペテルブルクにある刑務所に入り、裁判を受け、労働キャンプに送られることになる。
囚われた母を救うため、フェオはオオカミの背に乗り、サンクトペテルブルクのある北へと進路を取るのだった。
その先に、国家をゆるがす歴史の動乱が待ち受けているとも知らずに――

百年前に起きたロシア革命を舞台に、自然を愛するが人が苦手な少女と、凶暴な野生を秘める気高いオオカミたちが活躍する、壮大なスケールの冒険譚!

オオカミ預かり人という職業と、ロシアの貴族たちにオオカミがペットとして飼われているというのは、架空の設定です。
ロシア革命という史実が背景にある物語でありながら、オオカミにまつわるそうしたエッセンスにより、リアリティとファンタジーとが混じる不思議な読み心地の作品になっています。

この作品では、登場するオオカミたちが、いわゆるマスコット的な描かれ方がされていないところも魅力的。
決して人間とは相容れない野生を秘め、ともすれば固い友情で結ばれた相手に牙を向けることもある。
そういう人間的な部分を持たない獣としてのオオカミだからこそ、そのうえでなお彼らと共に生きるフェオが、とても強くオオカミを愛しているのだと感じることができます。

そして、厳しい雪と氷の大自然に対するフェオの洞察と、彼女がオオカミや雪にいだく愛情も、ぜひご紹介したいみどころのひとつ。

「森は命の気配にふるえ、輝いている。森を通る人たちは、どこまで行っても変わらない雪景色を嘆くが、フェオに言わせれば、そういう人たちは読み書きのできない人たちだった。森の読み方を知らないのだ。(中略)フェオはにっこり笑うと、くんくんと鼻を鳴らし、肌を刺す冷たい空気のにおいをかいだ。『森はこんなにおしゃべりなのにね』」

「フェオは、吐く息がハイイロの鼻にかかるようにした。こうすれば、ハイイロが吸う空気はやさしくて暖かく、体になじんだものになる。そして涙がこぼれないように目を固くつむった。ハイイロは涙が大きらいだ。そして雨も……。好きなのは雪」

おおきな寒さの中に、じんわりと灯る暖かさ。あるいは、火照った皮膚に落ちる、ひとひらの雪の冷たさ。
文体から立ち上がる、そうした温度のコントラストやイメージの美しさに、なんどもハッとさせられ、心掴まれました。

母を追ってフェオの向かうその先にあるものは、いったいなんなのか?
さあ、オオカミの背に乗って!
雪原を風のように走り、顔を打つ吹雪に目を細め、あなたもフェオと、氷の旅路へでかけましょう。

(堀井拓馬  小説家)

出版社からの紹介

ロシアの森深く、母親とオオカミたちと暮らす少女フェオ。ある日、残忍なラーコフ将軍が現れ、オオカミを保護した罪で母を連れ去ってしまう。少女はオオカミを連れ、元兵士の少年と共に、母を取り戻すため旅に出る。

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ




いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

オオカミを森へ

みんなの声(0人)

絵本の評価(3

  • 5つ星のうち星5つ 0
  • 5つ星のうち星4つ 0
  • 5つ星のうち星3つ 0
  • 5つ星のうち星2つ 0
  • 5つ星のうち星1つ 0
プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット