いつもどおりの朝のはずだった、ある犬に出会うまでは―。 ぼくになついたその犬は「透明」だった。でも、なぜか特別な絆を感じたんだ。ドタバタ、やがてハートフルな物語!
★第33回福島正実記念SF童話賞受賞作
犬が大好きで
犬のお話を見つけては読んでいます。
小学生の奏太についてくる犬は
気配だけで姿は見えません。
そんな透明な犬が、学校にまでついて来て、大変な展開に!!
大半を占める、透明な犬のお話の部分はファンタジーなんだけど
そのあとに続くリアルにつながる時
「あぁ、だからだったんだ」という結末が待っています。
透明な犬の存在に気付けるのは
心が柔らかい子どもの時期の
特別な出来事なんだと思います。
だれでもそんな思い出があるはずです。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子19歳)
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