もう教室までひとりでいけるのに、六年生のよりこちゃんは、またぼくをあかちゃんあつかいした!
保育園では最年長だったのに、小学校に入ったとたん、最年少になる小学一年生。一年生になったばかりのたっくんは、小学校で「あかちゃんあつかい」されることに憤りを感じています。 一年生でも、小さくても、自分のことはもっと自分でできるんだ!! 上級生や大人が考えている以上に、ぼくは、もう大きい一年生なのだ、という、子どもの誇りを描いた作品です。 周囲が良かれと思ってやっていることでも、小さい子どもは、もっと自分でやりたいかもしれません。 子どものやる気を尊重し、応援する物語です。
きのうまでは保育園の一番年上リーダーだったのに、一年生になると最年少で助けてもらう存在になる。当たり前のことだけど、その子供の環境の変化については考えたことなかったなと思いなおしました。息子は幼稚園でもフォローしてもらうことが多かったので、たっくんのような気持ちにはならかかったと思いますが、大多数の一年生が経験する感情かもしれません。 (ねこよんよんさん 40代・ママ 男の子7歳、女の子1歳)
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