春のある日、アンリーはおとうさんとおかあさんとドライブに出かけました。ちょっと遠くの世界にはアンリーの知らなかったものがたくさん! ほら!あのまるいあかとくろ なんだかわかる?」 みんなは何かわかるかな?
ありの子アンリーがパパママと一緒にドライブに出かけ、広くて大きくて鮮やかな世界を楽しむある春の日が描かれています。
私たち大人はしゃがみこんでやっと子どもたちの目線を思い出しますが、アンリーのパパママはアンリーとほとんど同じ大きさ。
アンリーが初めて体験するわくわくをまさに同じ目線で一緒に楽しむ姿にほっこりします♪
画家の方の絵本だからか全てのページがダイナミックかつ繊細に丁寧に描かれていて、絵として部屋に飾っておきたくなるほど素敵です。
葉っぱ花びら一枚一枚が自然な色でだからこそ美しく、ステイホームな日々でもぽかぽかな春の外を思い出しました。
絵本の中だけの特別な世界というより、私たちが今いる世界そのままが、改めて手元でいつもよりも大きく広がっていく感じ。
子供のためにと買った絵本が気がつけば自分のお気に入りに…というのはよく聞くお話ですが、この本も家族みんなが癒されるお気に入り絵本になるのではないでしょうか。 (ふわふわクレヨンさん 20代・その他の方 )
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