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コッペパンはきつねいろ・むささびのコロ ほか

コッペパンはきつねいろ・むささびのコロ ほか

著: 松谷 みよ子
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,815

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松谷みよ子全集11

作品情報

発行日: 1972年06月
ISBN: 9784061228115

出版社からの紹介

絵かきのおとうさんと高原の山小屋でくらしはじめたノンちゃんは、子ぎつねのコンとなかよしになったことから、いろんなふしぎな体験をする。『コッペパンはきつねいろ』ほか2編を収録。
赤い鳥文学賞特別賞受賞

ベストレビュー

昭和の作品

「お日さまどうしたの」
「コッペパンはきつねいろ」
「むささびのコロ」の3作が入った
1972年5月8日初版の作品です

「コッペパンー」をどうしても読みたくて
図書館に行ったら館内閲覧・・・
で、これは、大丈夫ということで借りてきました

う〜ん
そっか・・・・

「お日さまー」は、
社会的背景も色濃い感じを受けます
でも、子どもの発想というか
想像の世界も楽しめます

「コッペパンー」は、なんともなつかしい
この児童書を
絵本「いないいないばぁ」を読みきかせした時に
突然思い出された方がいらして
「のんちゃん!
のんちゃんと、ごんぎつねとダケカンバと
お祭が出てくる松谷さんの児童書を知りませんか?」と
言われたんです(笑
ものすごく、おもしろいご縁で
この作品と出逢ったというわけですが
読んでいて
以前、読んだことあるような・・・
ごんではなく「こん」でしたが(笑

「むささびー」は、実話からのおはなし
ドキュメントを見ているかのようでした
浦島太郎のようなお金の取引!!
なんてゲンキンなこども達でしょう・・・
そして、ものすごく悲しいのは
お祭の出店の心無いおじさんの行い・・・
超悲しくなりました
あぁ・・・でも、私が小さい頃って
こういうことが普通だったのかも・・・と
昭和の負のイメージを思い出したりしました

こういうおはなしは、もう読まれないーのでしたら
もったいない!!
「作品覚書」には、ルビがふってあって
こどもにも読めるようにしたのだと思われます
え〜っ、寺村輝夫さんが編集長!?
とか
監修が坪田譲治氏とか
編集委員に大石真氏とか
私にとっては「へぇ〜っ」でした

全集1巻から読んでみたいです
(しいら☆さん 50代・その他の方 )

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