大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ
昔むかし、おしゃかさまが小さな鳥のシャコだったときのお話しです。 ヒマラヤのやまおくに、大きなベンガルぼだいじゅがありました。その木陰に、ぞうと、サルと、小さなシャコが住んでいました。力持ちのぞうは、みんなのために大きなものを運んだり、身軽なサルは、木に登って、危険を知らせたり、もの知りなシャコは、暮らしに役立つ話をして、3匹は、お互いに助け合って仲良く暮らしていたのです。 ところが、ある日、つまらないことで、ケンカをはじめました。 そして、だれがいちばんもの知りで賢いか、言い争いになってしまいました。 どうやったら、だれが賢いのかわかるのでしょうか? 3匹は仲直りできるのでしょうか?
ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。
【編集担当からのおすすめ情報】 子どもたちに伝えたい、おしゃかさまのたいせつな教えのひとつを絵本にしました。小さなお子さまから、読み聞かせて欲しい一冊です。
ジャータカものがたりの一つです。
仲良く暮らしていたぞうとさるとシャコ。
ある日ぞうとさるが喧嘩をし始めました。
かしこいのはだあれ?
このタイトルに意味がしっかり
含まれてて考えさせられました。
自分より年上の方の考えを
否定せずにしっかり聞くことも
大事なんだと感じました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子9歳)
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