壇ノ浦の戦いから、ひとり生き残った平氏の姫・さよ。
奥州藤原氏配下の武士・清原良任のもとに身を寄せ、弓馬の腕を磨いていた彼女には、一族を滅ぼし、自分から幸せな生活を奪った源氏の大将・源義経に復讐をするという野望があった。
兄・頼朝に追われ、都から落ちのびてきた義経が、藤原泰衡の館に滞在していると聞き、良任とともに平泉にやってきたさよだったが……。
十二歳にして刺客。
歴史の上でこういうことって実際にあったんですね。
今の子供達とはまた違った環境で生きるさよ。
時代背景もありますが、自分とは違った環境の主人公に想いを馳せながら読むのもまた読書の醍醐味の1つでしょう。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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