鬼の花をつんではいけないよ。つんだら鬼が来て、子どもをつれていってしまうから…。鬼をよびよせてしまった子どもたちに訪れる「静かな恐怖」を描く、連作短編集。不思議なわらべ歌があなたを鬼の遊びに誘います。
わらべ歌と鬼の取り合わせ。この温度差が怖い。怖いけど、おもしろい!廣嶋さんの本は初めて読みましたが、私と息子もタイトルは知ってる人気の本の著者とのことで、ぜひ別のシリーズも読みたくなりました。
こちらは短編集なので様々なお話があります。
救われる子、取り込まれてしまう子、逃げおうせる子。どの話も命がけの鬼ごっこ。児童書にしては容赦がない。そこがまた緊張感があって良いですが。
子供にも一話読み聞かせてみたところ気に入って夢中になって読んでいました。
私のお気に入りは、おままごと。息子のお気に入りは、潮干狩り。 (lunaさん 30代・ママ 男の子10歳)
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