「たすけてやるんだ。絶対に」 一ノ瀬悠真は中学1年生。ワケあって、だれにもいえない「ヒミツのバイト」をしている。
内容は――〈死神見習い〉。
人は死んだら魂(たましい)になって、あの世へとのぼっていく。 のぼれなかった魂は、【悪霊】に乗っ取られ、生きた人間を、おそう。
そうならないよう、魂を保護し、トラブルを解決してあげるのが、悠真たちの仕事だ。
今回のターゲットは悪霊になる直前の先生の魂。早く救わなければ、生徒たちをおそうようになる。 (あのヒト、すごく……苦しそうだったんだ) たすけなきゃ。まっしぐらに先生へむかった悠真は、しかし不意打ちをくらい――!?
さまよう魂を救うため、危険な任務を遂行せよ!!!
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