中高生時代には、勉強や部活で、一生懸命に努力しているにもかかわらず、なかなか成長できずに伸び悩んで、どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。素直になれず、自己嫌悪を感じてしまうこともあるでしょう。あるいは、夢が持てない、努力が長続きしない、といったことに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんな十代の人たちに向けて、どうやって悩みを乗り越えていけばいいか、これからの人生をどうやって切り開いていけばいいのか、ということについてのヒントを、人生論の著作の多い著者がまとめたのが本書です。
全体は、次の5章から成り立っています。第1章 人間関係の悩みを乗り越える、第2章 ピンチから立ち直る力を養う、第3章 自分にもっと素直になる、第4章 持続する力をつけていく、第5章 夢を持ち、本番に強くなる
中高生に向けた「YA心の友だちシリーズ」。大人の自分にも生きるヒントになるので、子どもたちに勧めながらも、自分でも読んでいます。
特にこちらの本は、大人にも響く言葉がたくさん綴られていました。
「自然に定まった正しい道筋」を信じる。周りの人たちと違っていることをむしろ誇りに思う。失敗を「人のせい」にせず素直に認め反省する。などなど、どれも心に刺さりました。
「平常心でことにあたれ」というアドバイスを肝に銘じたいと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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