人はだれでも、病気や事故、出産などによって、働けなくなることがあります。また、年をとれば、働けなくなりますね。このような人たちを助けるのは、国の仕事です。子ども、お年寄り、障がいのある人など、一人ではくらしていけない人たちは、国が養うことになっているのです。それどころか、国には、すべての国民が安全で安心な生活を送れるようにする義務があります。それを「福祉」とよびます。 このシリーズでは、福祉を身近なこととして実感してもらうため、また、学校と仕事の重要性を理解してもらいたくてつくりました。 第2巻では「特別支援教育」って? 障がい者ってどういう人? など、児童、高齢者、障がい者と大きく3つの分野にわけたときの福祉の法律・サービスについて紹介します。
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