たとえば、大根や白菜、大きなキャベツなどの一度に使いきれない野菜や、 旬のなすやきゅうりなど、袋にたっぷり入った野菜。 または、特売で何枚も入った鶏肉や、かたまりの豚肉など。
買ったはいいけど使い切れない食材は、「塩して保存」してみましょう。 それだけで食材が長持ちし、おいしく食べきれるようになるのです。 しかも、野菜はかさが減り、自然とたっぷり食べられるようになります。
また、その塩が味付けになるので、難しい調理なしで料理が完成します。 しかも、食材にしみこんだ塩味で、料理が立体的な味わいになり、いつもよりおいしい一皿に。 そして塩味だからこそ、和食、洋食、中華やエスニックとどのタイプの料理にも アレンジが可能というメリットも。
本書では、長らくその方法で作りおきをしている著者の、研究しつくした塩の分量を丁寧に解説。 塩した食材のアレンジレシピも数多く紹介します。
何よりもちゃんと食材をちゃんと使い切れて、食べきれるようになることで、 料理が楽しくなることうけあい。 自分をほめたくなる、新しい習慣を提案します。
<こんな方におすすめです> ・毎日忙しいので、ごはんをすばやく作りたい人 ・味付け、調味が苦手な人 ・野菜をたくさん食べたい人 ・冷蔵庫をすっきりさせたい人 ・食材の無駄を出すのが嫌な人
<担当編集者より> この本は「家庭内フードロス解消」と、「おいしい料理を時短で作ること」の両方を可能にした、ワタナベマキさんからの画期的な提案です。 まずは、この本のレシピどおりに作ってみてください! ところどころに塩味がついている料理が完成します。 味が全体的についた料理よりも、立体的な一皿で、手のこんだ味わいに感じられるはず。ぜひお試しください。
|