しっぽが自慢の赤狐は、たんぼのなかをはいずっているつぶ(タニシ)をからかった。つぶは負けじと、狐をはやしたてた。 ふたりは、走りっこで勝負をすることに。つぶなんかに負けるわけがないと、自信満々の狐に、つぶは奇策でいどむことに。 高い石段の上のお宮の松の木の根方に、どちらが先にたどりつくか? 真剣勝負が繰り広げられる
「つぶ」という小さな貝が、このお話の主人公です。
本当に小さくて、主役になるような華やかさなどは、欠片もないように思えたのですが。
見た目では、ありませんね。
ものすごいアイディアの持ち主なのだと、わかりました。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳)
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