民主党候補が多数名乗りをあげ、大統領選挙が本格的にスタートしたアメリカ。 4年前、ドナルド・トランプが当選してから、アメリカの国内の政治状況は一変した。 著者は、アメリカの代表的な新聞、「ニューヨーク・タイムズ」紙の社内弁護士。 記者たちが日々取材してくるネタについて、様々なアドバイスを行ってきた。大統領から名誉棄損で訴えられるかもしれないニュースを報じるべきか、見送るべきか。 ...そんなニュース編集室の議論の内側を描く。 格差が大きく、社会が分断されているといわれるアメリカで、なぜ今も新聞の報道が支持を得るのか。彼らのしなやかさと、行動の基本にある「憲法修正第一条」――「言論・出版の自由」を追った1冊。
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