少年が自分の将来の夢を見つける物語
お父さんの影響で、外山くんは、ギターが上手だった。 しかし、大好きなお父さんとお母さんは、離婚することに。裏切られた気持ちで、それ以来外山くんは、ギターに触れることはなかった。 そんな外山くんの楽しみは、ギターではなく、リコーダーだ。秋の演奏会に向けて一生懸命練習していた。 そんなある日、ギターの名手だったバンドの子が、腕に怪我をして、ギターを弾けなくなってしまう。その代役として、外山くんがギターを弾くことになる。 バンド練習の中で彼が、つかんだものとは?
【編集担当からのおすすめ情報】 『こんぴら犬』で小学館児童出版文化賞を受賞した今井恭子さんの新作。 今井恭子さんが、「どうしても今、書きたかった物語」という、渾身の作品。 「みんなの学校」で注目された木村泰子先生も「学校現場が抱えている『子どもの見えない部分』をみせてくれる」「みんなに読んでほしい作品」と評しています。 夢を持てなかった少年が、夢を持つようになるまでの物語。
中学生くらいの思春期のお子さんにぴったりな本かも知れませんね。
本人だけが抱えている気持ちってありますよね。
もしかしたら本人さえ、本当の気持ちがよくわからない時もあったり。
同じ境遇ではないかも知れませんが、何だかわかるなーと共感できる読み手も多いのではないでしょうか。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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