ヴァイオレットは、アビゲイルおばさんのフラワーショップでお手伝いをしています。ある日お店で、「魔法の花の本」を偶然見つけて使ってしまいました。それ以来、魔法の本はおばさんに隠されてしまいました。
運動会が近づき、元気がない親友の男の子ザックのことが心配なヴァイオレット。ザックは、最近クラスに入ってきたオーリーという子に「びくびくザック」というあだ名までつけられて、からかわれているのです。
ヴァイオレットは、運動が苦手なザックを助けようと、おばさんから使ってはいけないと言われている魔法の本を探し出し、ザックに勇気と自信がわく花のオイルをつくりました。ところが、ザックは運動会に出ないと大騒ぎです。結局、オイルを飲んで運動会に出ることにしたザックは、ボール投げでとても良い記録を出すことに成功しました。そして、次の徒競走ではオーリーと並んで走ることになったのです。
ドイツで大人気のシリーズ、第2巻。
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