夜中になると、イヌのプクが家を出て行くことに気づいた息子は、後をつけていきます。ほら穴を下っていくと、冬だというのに美しい野原が広がっていて――。怠け者の息子を孝行息子に変えた、十二支の「イヌ」の昔話。
この話は、最初はなまくらな息子がお母さんがいなくなってしまって、お母さんの愛犬の後をつけて行って死者の国からお母さんを連れて帰ってくるお話でした。死者の国と言ってもキラキラしたきれいなところだったのですが、そこからお母さんを連れ出して一緒に暮らすようになってからは心を入れ替えて働いていました。うちの子はそれを見て、大人でも怠けている人いるんだねと真面目になったこの男が当たり前だと言わんばかりの感じでした(笑) (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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