日本資本主義の父と言われ、500社以上の著名会社の設立に関わった渋沢栄一。 その渋沢の栃木県における足跡と業績を下野新聞社編集出版部が1冊にまとめた。 渋沢は栃木県でも地域特有の資産に着目し、 当時の栃木県の意欲あふれる実業家とビジネスパートナーを組んで、数々の会社設立や事業を仕掛けた。 あまり知られていない渋沢と栃木県の意外な関係を探り、論語や日光との深い縁にも迫る。
◇序章: 73歳の渋沢が宇都宮で語ったこと ◇第1章:日光線開業130年、渋沢の支援で実現した鉄道敷設 ◇第2章:渋沢一族が真岡で経営、柳林農社 ◇第3章:鹿沼の大麻を工業原料化、渋沢も出資 ◇第4章:帝国ホテル新館が拓いた大谷石の近代建築 ◇第5章:織物のまち足利と論語 ◇第6章:渋沢栄一の書 ◇第7章:渋沢史料館、井上潤館長インタビュー
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