|
新しい五千円札の顔になる予定の女性、津田梅子。わずか6歳で留学して、11年後に帰国したときに彼女を待っていたのは、まだ女性の地位が低い日本社会でした。日本語もすっかり忘れ、アメリカで学んだことをいかす場もなく、失望する梅子。でも、その信念は揺るぎなく、自らその場をつくり、若い女性たちに英語を教えていきます。そこには、友人たちの協力や、ナイチンゲールやヘレンケラーなど尊敬する人の導きもありました。
私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは津田梅子さんの人生が書かれていますが、津田梅子さんの教育への情熱は素晴らしいと思います。彼女は津田塾大学の創立者であり、女子教育、特に女子の英語教育の指導者です。私は昔から英語教育にとても関心があったので、ひじょうに共感できるところがいっぱいありました。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
|