「文武両道の子が育つ」ことで有名な小学校の教諭がストーリーで解説! 〈自己肯定感〉とは、学力に勝る、社会で〈生き抜く〉力である。 自己肯定感のカリスマ指導者「寅ちゃん」と、小学生の2児の母「鈴ちゃん」の対話で、楽しく身につく。
子どもの自立やしあわせには自己肯定感が大切だ――教育現場でも、家庭でも、最近はそう言われ続けている。しかし、得点や偏差値で数値化できる5教科とは違い、数値化できない自己肯定感は具体的にどう伸ばしていけば良いかがわかりづらい。
本書は自己肯定感を「達成力」「仲間力」「感情力」の3つのカテゴリに分けて捉える。
@ 達成力=結果にコミットする力(自立心) A 仲間力=他者と良い関係を築く力(明るさ) B 感情力=気持ちをコントロールする力(おだやかさ)
経済協力開発機構(OECD)の指標に基づいて作成した「自己肯定感チェックリスト」で、特にどの面が弱いかを把握。そのうえで、それぞれを伸ばすための考え方や声かけを紹介する。子どもの気持ちを尊重しながらの声かけによって、子どもの思考は自然と変わる。思考が変われば行動が変わる。
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