人気アニメ『ギガントサウルス』の原作絵本。あっと驚く縦開きのしかけページや、巻末やカバー裏のミニ解説など、お楽しみがいろいろある絵本です。
ちびっこ恐竜4にん、トリケラトプスのタイニー、ブラキオサウルスのビル、パラサウロロフスのロッキー、アンキロサウルスのマズは草食恐竜の暮らすジャングルで楽しく遊んでいました。ところがマズが「ギガントサウルスがきた!」と繰り返し大騒ぎするようになって……!?
次々大きな恐竜が登場するので、「次は何?」 とあてっこ遊びも楽しい。そもそもなぜマズが「ギガントサウルスがきた!」とみんなを脅かすようになったかというと、4にんのママたちに「ギガントサウルスはこわいのよ」「気をつけなさい」と口々に言われたからなんです。それぞれ4にんのママがどの恐竜なのか、色別に描き分けられているので探してみて下さいね!
ちなみにわが家の6歳の息子は巻末の解説までじっくり読んで、「なんでギガントサウルスは、本当はいないんだろう……」とつぶやいていました(いないんだそうです!)。実は「ギガノトサウルスはいる」とか「過去に紛らわしい名前がつけられたことがある」とか、詳しく知りたい子には調べるきっかけになるかもしれません。親子で、大昔の白亜紀の地球を想像してみるのも楽しいですね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
人気の恐竜が次々登場するしかけ絵本
大昔の白亜紀のころ。 トリケラトプス、ブラキオサウルス、アンキロサウルス、パラサウロロフスの子ども達は、大きな足跡をたどる冒険をしていました。ママ達に「その足跡は、大きな肉食恐竜ギガントサウルスのものだから気をつけなさい」と言われて、恐れ怖がりながらも、ギガントサウルスが来ないか見張ることに。 そこにやってきたのは・・・? クライマックスでは、縦開きのしかけがあって大迫力! 巻末やカバーの裏には、この本に出てきた恐竜たちの年表やミニ情報ものっています。
【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ『ギガントサウルス』の原作絵本で、海外で80万部を超える大ベストセラーとなっています。 日本版は、初回限定で、カバーの裏がポスター仕様になっていて、大きくてかっこいいギガントサウルスのスペシャルアートが楽しめます。
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