「なかのくきたのはら」という原っぱのお話です。ある日、男の子がやってきて、出会うムシたちと欲しいものを交換しあい、強くてかっこよくなったはずなのですが、カブトムシに変なムシだと言われてしまいます。カブトムシは、「自分で努力しないと、本当の強くてかっこいいムシにはなれない」と教えます。男の子と欲しいものを交換したムシたちも、それを聞いて大泣き。「なかのくきたのはら」は大変な騒ぎになってしまいました。自分らしさや自分を大事にする気持ちの大切さが伝わってくる絵本です。 ※この絵本は2000年8月に東京都中野区で設立したNPO法人中野こども空間の設立20年記念プロジェクトとして企画されました。
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