太平洋戦争中の敵国アメリカで、日系人のよりどころとなる日本語新聞「ユタ日報」を、亡き夫の遺志をついで、発行し続けた日本人女性がいた。
海を渡った日本人・第2巻
第二次世界大戦中のアメリカで、日系人向けの新聞『ユタ日報』を発行し続ける女性がいました。
その女性が寺澤国子さんでした。
『ユタ日報』を創設した寺澤畔夫さんに海を渡って嫁いだ勇気ある女性でもあります。
全編を読んで圧倒されるのは、国子さんのバイタリティと行動力です。
車の運転は近所の人に教えてもらったなんてことがさらりと書いてあります。
何かをすることに躊躇がないのはとても素敵だと思いました。
それと、最後の国子さんの言葉がとても印象に残りましたし、かっこいいと思いました。
その言葉はぜひ読んでみてくださいね。
「発刊にあたって」の中に「これから世界のニューリーダーになる青少年に夢と希望をあてえるノンフィクション絵本シリーズ」とありますが、青少年だけでなく、私も勇気と希望をもらいました。
有名無名を問わず素敵な日本人がいたというのは、元気がでます。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子11歳)
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