ドイツに生まれたシュリーマンは、経済的な理由から大学を諦め、雑貨屋などを転々としたのち、商人として大成功をおさめる。その資金を元手に、トロヤ発掘へ邁進し、遂には世紀の発見へと至った。考古・歴史のロマンへ、世界中を駆り立てた名著。
【目次】 はしがき ゾフィー・シュリーマン 第一章 幼い頃、及び商人時代(1822-1866) 第二章 イタカ、ペロポネソス、トロヤへの最初の旅(1868-1869) 第三章 トロヤ(1871-1873) 第四章 ミケネ(1874-1878) 第五章 トロヤ 第二次・第三次発掘(1878-1883) 第六章 ティリンス(1884-1885) 第七章 晩年(1885-1890) 訳者解説
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