●子ども虐待を学ぶための最適の1冊 子ども虐待の問題が深刻になっていますが、現在の保育士養成課程や幼稚園教諭養成課程には、虐待を専門的に学ぶ授業はまだ設けられていません。そこで、保育者をめざす学生のためのサブテキストとして本書を作成しました。もちろん現役保育者の方にも研修用のテキストとして役立つことができる内容となっています。保育所・幼稚園・認定こども園から、乳児院や児童養護施設等の研修などで幅広くご活用いただけます。
●虐待の“予防”について第一人者が解説 子ども虐待において、保育者が最も力を発揮するのは虐待の“予防”です。そのために知っておきたい知識やしくみについて、厚生労働省「虐待死亡検証制度」(児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会)委員長の著者が最前線の知見をもとに、Q&A形式でわかりやすく解説します。
●短く読みやすい紙面で、内容を深めることも可能 1つのテーマにつき、短くて1ページ、長くても4ページほどでまとめているので読みやすい紙面です。内容は、虐待に関する基本的な知識や行政のしくみの説明だけにとどまらず、虐待を受けた子どもの実際の生の声や、虐待防止のための現場の実際の取り組みも掲載。さらには、虐待死亡検証制度の報告書をもとに命の失われたケースや、「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)についても詳しく解説しているので、受講者に合わせて学びが深めていくことが可能です。
●資料も充実 紙面の中にQRコードがあり、スマホやタブレットで読み取ると、厚生労働省の虐待に関する資料や、虐待を検証した報告書などを閲覧できます。豊富な資料をご活用ください(資料はすべて2021年2月16日現在)。
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