日常生活の「なぜ?」が心理学であきらかに! 本書は、大人はもちろん、13歳前後の子どもからでも心理学に興味を持ってもらえる心理学の入門書です。 1テーマにつき、1つの研究論文をもとに、大人も中高生も楽しめる軽いネタを用意!! プレゼントにもおすすめです。
心理学は、きちんと観察、調査、実験をくり返しながら、 何度もデータをとって、コツコツと結論(知見)を積み上げていく科学です。 もちろん、化学や物理学などの厳密な実験に比べれば、 笑われてしまうくらいにソフトな実験だとは思うのですが、 それでも科学の仲間であることには変わりはありません。 そもそも、あらゆる学問は、私たちが素朴に感じる疑問に答えるために生まれました。 「なぜ?」「どうして?」を探求するのが学問です。 「なぜ?」の対象が生きものの場合は生物学、「なぜ?」の対象が政治の場合には政治学、 「なぜ?」の対象が宇宙の場合には天文学、というように 「なぜ?」の対象によって学問の名称は異なります。 心理学は「なぜ?」の対象が、私たち自身。 だからこそ、私たちの生活に関わりのある身近なテーマが研究の対象になっているわけです。 「金融経済とは?」「日本の議会制度ってなに?」という話にはピンとこない人でも、 次のような「なぜ?」には興味が持てるのではないでしょうか。
◆どうして自分の子どものウンチは、汚いと感じないの? ◆人に見られていると感じることが多いのは、病気なの? ◆親に似た人を好きになるって本当? ◆きれいな髪の女性はモテる? ◆ノリでエッチをすると後悔するって本当? ◆「脳トレ」のアプリやゲームで頭は良くなるの? ◆お金持ちほど長生きできるって本当? ◆なぜ、うわさや都市伝説は広がっていくの? ◆大好きな仕事に就けたら、幸せになれる? どうでしょう?かなり興味をそそられませんか。 (「はじめに」より)
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