ミニバスケットに燃える六年生の麻也の生活は、「お兄ちゃんが警察に捕まった」という家族の大事件をきっかけに変わってゆく。バラバラの家族、親友との仲たがい、目標だった試合直前の退部…。揺れ動く麻也は、新しい友だちと塾で話すようになり、新たな価値観をつかんでゆく。兄が心の闇を抜けたとき、麻也もまた新しい一歩を踏み出す。友情とは、そして家族とは…?深く、爽やかな感動がわきあがる、等身大の成長物語。
夏休みの読書にぴったりな1冊です。
バスケットをやっているお子さん、ごきょうだいがいるお子さん、友達関係に悩んでいるお子さん、共感できる部分がある物語ではないでしょうか。
小学校高学年くらいからの読書に。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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